この文書はソーシャルブックマーク サービス(以下、SBS)である del.icio.us を筆者がどのように利用しているかを紹介します。ブックマークがたまる一方で del.icio.us をうまく使いこなせていない気がする方、SBS を個人で利用している方向けの文書です。
SBS はブックマークを共有し、インターネットにつながっていればどのコンピュータからも閲覧できるとても便利なサービスだ。ブックマークはデータベースでもあるから、複数のタグによる分類はあとから見返すのにとても重宝する。しかし、単なるブックマーク サービスとして何も考えず利用するとブックマーク数が膨大になり登録したはずのページをまた登録しようとしたり、ブックマークしたはずの URL をなかなか探し出せなかったりする。つまり、便利さ故に用法を整理しておかないとサービスの利用が破綻するというわけだ。このような事態を目前にした筆者は del.icio.us 利用のルールを決めたのである。
ブックマークを1週間に1度は見直すことにした。見直すことで本当に有益なブックマークの構築と検索効率(自分の記憶)を向上させることに成功。見直すためにタグ付けのルールを設けた。
最低限の分類タグと同時に以下の3つを常時用いる。
これらのタグは週に1度のレビューが前提になっているので、レビューとは関係のないブックマークにはこの3つのタグを使わない。レビューの必要がないブックマークとはおおよそ第三者のため -- 自分はよく知っている情報やサイトだけど SBS の特徴である"共有"を前提に、誰かの役に立てば良いなという思いでつけたブックマークである。
週に1度、inbox, archive, rss でブックマークしたページなりサイトをひとつずつ見てゆく。おおむね要るもの、要らないものを分類する作業である。レビューの終わったものはレビューが終了したことを示すために inbox, archive, rss のタグを削除する。
archive タグを付けたページは Firefox のアドオンである scrapbook や Safari の Web アーカイブで保存している。辞書など常時使うサイトであると決定したブックマークは Google Bookmarks へ登録している。
SBS はブックマークを共有できる特徴を持っているが、この特徴にあえて目をつむることにした(期待しないというほうが適切かもしれない)。自分から進んで他人のブックマークを見ないのである。ただし自身のブックマークはすべて公開している。
共有の恩恵として"いち早く情報に出会う"ことがある。しかしそんな志向は無いので出遅れることは気にしない。network も一応あるが気分転換したい時にしか見ない。
プロジェクト、プライベートなどでアカウントを使い分けるのは面倒なだけ。(今のところブックマークの管理はレビューとタグで何とかなっているという理由で。)
ブックマークしておく明確な理由がなければブックマークしない。気分次第でもあるが本当に必要な情報なのかを少し考えることで、レビューの手間を軽減できる。
Firefox のアドオンをインストールし、del.icio.us メニューを有効にしておくことでブックマーク登録のキーボードショートカットが使える。
以上、参考になれば幸いです。コメント/感想をお寄せください。メッセージを送る。