共通の母語を持たない人達の意思疎通の手段として開発された言語 [1] 。ポーランド人の医師、ルドビコ・ザメンホフ [1859-1917]の Lingvo Internacia と題する著作で発表されたのが始まり。 エスペラントを話す人 [2] は世界中では約100万人、日本ではおよそ1万人とされている。
エスペラントは言語であるから、言語を用いるすべての場面(音楽、文学、旅行など)が活用分野となる。
国際補助言語の観点からすれば、このような人工言語を用いるよりもコンピュータを使って各々の民族語を他所の民族語に変換(機械翻訳)する技術を高める方が良いのではないかという意見もある。
エスペラントは民族間の意思伝達を補助するという考えで発案されたた。母語がエスペラントになるようでは、ゼメンホフの思惑とはずれることになる(そんなことはどうでもよいと言えばどうでもいい。政治とかの話になるよな。)。
英語よりもわかりやすいらしい。人によっては学生時代の数学を理解するよりも簡単かも。
というか言語に限らず何かを学ぶのはチャレンジであるから簡単とか難しいという尺度より 楽しめるか楽しめないか、それが問題だ 。
中立で学びやすいとは言われるが、それは真実ではない。なぜなら言語の学びやすさと中立性には関係がないように思われる。言語の中立性とはなんでしょうね?
文字は明らかにアルファベットなので欧米の人達のほうがとっつきやすいだろう。日本の義務教育を修めていればローマ字は身に付いてるので安心。世の中も意味不明な英語だらけだし。
文法が規則的であるから学びやすいというのはある。つまり例外がほとんどないということ。
サークル、グループへの入会。インターネットや書籍の情報をもとに独学。辞書は必須です。もちろん音声教材もある。
英語はいち民族語だから国際補助語の概念 [3] としては適切でないと思われる。デファクト スタンダード(事実上の標準)とは何かと有益なので英語が国際語として利用されるのはもっともだけど、英語が肌に合わなかったりすれば別の言語を選べばよい。選択肢としてエスペラントという理念を持って開発された言語がある。
コンピューターのプログラミング言語でもダメだと思われる言語は衰退していく。自然言語はプログラミング言語よりも複雑だから言語として評価するにはかなりの時間がかかる。だから安易に みんなが使っているから という理由で、国際補助語に英語が選ばれるのではないだろうか。
FSF といい OSS といい、どうも私は 自由な世界に魅了される ようだ。自由が何であるか、自由である事にどんなメリットがあるのか深く考えた事がないんだけど(笑)。単に権威主義的な様相が嫌いなんだろうな。。。「おまえ、左翼だろ」なんて思われるんだけど、まぁそんなことはどうでも良い。言葉(記号)は物事を区別する性質があるからね。あらわれた言葉を思想や対象の体現だと思うのは間違いですから(そんなボキャブラリを身につけたいものだ)。
それよりも人工言語というので興味がある。プログラミングもそうだけど、記号でいかに表現できるか、伝えられるかということが楽しいんだろうな。プログラミング言語はコンピューターと接する、エスペラントは人と接するための道具だ。
Footnotes
| [1] | 共通の母語を持たない人達の意思疎通の手段として開発された言語: 国際補助語と呼ぶ |
| [2] | エスペラントを話す人: エスペランティストと言う |
| [3] | 国際補助語の概念: 共通の母語を持たない人々の間で意思伝達をするために使われる/創られた言語。 |
Date: 2008-01-12
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