根上生也,桜井進 著「 計算しない数学,計算する数学―ホントの数学は自分の中にある 」技術評論社 ISBN 978-4-7741-3229-7
「計算しない数学」とは"原理や構造に注目して言葉で考える"「計算する数学」とは"計算に基づく知識の発見"。
本書を読み終えて「計算しない数学」は"記号や式を使わなくても数学できますよ"ということ、「計算する数学」は"記号や式(数学)を使うと理解しやすいこともあるよ"ということだと思った。
数学への偏見が変わった。数学は「計算しなさい」「問題を数字、記号、式によって説きなさい」ということだと思っていたけれど、「自分が知りたいことや解決したいことの道具として世界共通の普遍的な言語として機能しているもの」であるという見方に変わった。簡単な話、”英語圏の人に日本語で伝わらないなら英語で説明してみたけどダメだし数学で表現してみると伝わる”とか、”自分が知りたかったある事柄の仕組みを数学で表現されていた”みたいな、ある局面で万能の表現や説明、解決方法が数学であると。数学は現象の原理を表現する道具なんだ。
数学者は数学そのものに興味があるというより数学を通して何かを見つめている。 何かを見つめたいから数学を用いる。
自分が知りたいと思っていることが既存の学問やカテゴリーに属さない(表現できない)のなら、新しい分野を作ってしまえ。
数学は「道」である。「道」としての数学、それは合理性の追求。数学的合理性は人間の存在にかかわらず存在する。
受験数学はおそらく数学ではない。数学という名の付いた機械的思考人間量産法だ(笑)。
数学は普遍的な言語。世界統一されている。どこの国へ行っても基本的には記号や数式は同じ。
こんな方におすすめ
Date: 2008-02-18
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