知能を褒めた場合と努力を褒めた場合の子ども達の変化を実験した結果を以下に引用する。

実験で、5年生の子どもたちを二つのグループに分けパズルをやらせる。テスト終了後、一つのグループは「頭が良いね」というように知能を褒める。もう一つのグループは「一生懸命がんばったね。」というように、その子の能力ではなく努力を褒める。そして二回目のパズルでは子どもたちに二つの選択肢を与える。一つは前と同程度のレベルのパズル。もう一つは前よりも難しいパズル。すると努力を褒められたグループの90%が、難しいパズルの方を選んだが、知能を褒められた方のグループの大多数の子が簡単なパズルを選んだ。 研究者のDweckによると「能力を褒められた子どもたちは、頭を良く見せることに固執してしまい、リスクを冒そうとしない」のだそうです。

褒め方のコツ

評価というのはその場では絶対の意見である。「能力を認められた子供は現在を評価される。いっぽう努力を認められた子供は未来を評価されている」と想像する。だから結果として能力を褒められた子供たちは未知への可能性に萎縮してしまった、あるいは戦意喪失というかチャレンジ精神を引き出せなかったのではないかと思う。

努力した点だけを褒めるのではなく能力、知能と共に評価するということが必要だろう。もちろんウソの評価はいけない。能力については「頭いいね」と頭という抽象的な表現もできるが、努力については「一生懸命がんばったね」といったところで「ボク、何をがんばったの?」と質問されることもある。だから努力を評価するためには子供のやってきたことをちゃんと観察していないと無理なんだ。ウソはつけない。


最終更新日: 2009年09月30日(水) / カテゴリー: 学習・教育


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