アクセスログ解析では特定のURL(コンテンツ)をグループにして分析を行うことがある。セグメンテーション分析ってやつだ。サイトのコンテンツがURLで分類されていないとセグメンテーション(分類)は大掛かりな作業になる。なぜなら、ひとつひとつのURLを分類していかなくてはならないからだ。小さな小さなサイトならURL(ファイル)の数もたいしたことなく、人力で常識的な時間でなんとかなるだろうが、 10,000 URLを分類しようとするのはさすがに苦しい。
特に「言葉(とリンク)によって分類されたグループ」で出来上がっているサイトはページに個性がなく分類するのが難しい。 例えば「Aに在るC」「Bに在るC」のCは、AやBという言葉で分類されており、Cが同一URLであるなら、セグメントはAなのかBなのか迷わなければならない。 なぜ迷うのか?それは解析データ(数値)の混乱を避けたいからだ。AとBの相関関係を見たい場合、内包されたCのデータがA、Bに影響することは当然だ。 Aの訪問とBの訪問の大半をCが占めていれば、強い相関を示すのは明らかである。 だからディレクトリ構造(URL)に一貫性のないサイトにおいてコンテンツのセグメンテーション分析は困難をともなう。データ解析における準備の手間を軽減する為にもURLによる分類は重要である。というかそれがデータ解析の前処理としよう。
内容物が同じであってもそれが異なるカテゴリーに配置されるのであればURLも分ける。対象となる顧客像が複数存在するのなら、それらターゲットに合わせて複数のページを作成した方が良い。
ビジターのクリックの分析はリンク数を減らすと分析しやすい。単に数を減らせば計算の手間が軽減されるという理由では無くて 各々のリンクに意味付けして分析ポイントを明確にする のが狙いだ。
PPC 広告ではプロモーション専用のページが設置されることも多い。クリックできるポイント(アンカー)を減らして訪問者の導線を絞り込むような設計が主流(と思われる)。ランディング ページを設けて導線を絞り込む意図はプロモーションの効果を可能な限り厳密に測定したいからだ。次回のプロモーションに活用できるデータを収集するわけだ。
あるページに同一URLのアンカーがある場合にはURLを異なるものにする。パラメータを付けるのが手っ取り早い。JavaScript を用いれば onclick イベントで専用のログを収集することもできる。
あまり意味のなさそうなアンカーが設置されるページが大半を占める現状。ページデザインの統一という意図もわからんでもないが、無意味なアンカーはユーザの興味を分散させるだけ。 削り取るものがなくなったとき デザインは完成したと言えるだろう。
Date: 2008-01-26
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