キューはリストの一方の端で挿入が行われ反対の端で削除が行われる FIFO の構造です。FIFO (First In, First Out) とは「最初に入ったものが最初にでてゆく」という意味です。

商店のレジでの順番待ちだと思ってください。先に入った人はお金を払ったら先に出て行きます。入口と出口は必ずレジの一方にあります。これがキューです。

キューでは要素を挿入する操作を Enqueue 、要素を削除する(取り出す)操作を Dequeue と言います。またリストの先頭を Front 、最後尾を Rear と呼びます。

キューのイメージ図

キューもスタックと同じく操作に制限がかかったリストです。

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