洗濯物が乾きにくい梅雨の時期や冬に、エアコンの下に洗濯物が干せるようにエアコンハンガーを自作しました。
ハンガーと言うよりは洗濯物干しそのものです。
エアコンハンガーと呼ばれるものを買うより安価で、洗濯物が干せる量も多くて便利です。
私は持ち家なので柱にネジを打ち込むことに問題ないのですが賃貸のお家でDIYされる場合は大家さんに許可をとってから工事してください。
目次
私の家はエアコンはサッシの上部に取り付けられていますのでサッシの木枠に洗濯物干しの土台を作ることになります。
化粧板などを組み合わせて使う棚受けを買ってきました。100均で買ったので1個100円です。
サッシの木枠の両端に必要なので棚受けも2個必要です。
サイズは木枠の幅に合わせます。幅2cmでした。
上の写真で 幅16.5cm、高さ24cmとあるのは棚を載せる部分の長さのことです。
木枠に取り付ける部分の幅は2cmです。
棚受けの素材は強度のことを考えてアイアン/鉄がおすすめです。
洗濯物の重さで曲がらないように筋交いが付いたものです。三角形になっているので強度が増します。
S字フックに物干し竿を渡すので、S字フックをひっかける部分がついた棚受けです。
買うときに意識していなかったのですが棚受け部分の先端にクルッと円形になった箇所があるのはS字フックを掛ける位置として最高でした。
理想的な棚受けが簡単に見つかりそうになければ、鉢植えを吊り下げる商品として販売されている 「アイアンブラケット」「ウォールブラケット」「ハンギングフック」で検索してみてください。
下の写真の通りサッシの木枠にネジで固定しました。
棚受けは短い方を枠に取り付けて、長い方を突き出す側にしています。 そうすることで洗濯物を掛けたときに洗濯物自体がサッシやカーテンに触れない間隔を取ることができるからです。
また当然ですがサッシ枠の左右にそれぞれ棚受けを取り付けます。
木は硬いので電動ドライバドリルで下穴を開けてネジで取り付けます。
うちの工具は DIYの木工作には欠かせないリョービ(RYOBI) のドライバードリル です。
棚受けのリングの部分にS字フックを掛けて、S字フックの下側に物干し竿を通しました。
物干し竿の先にはキャップがついているのでS字フックに引っ掛けるというより、少し力を込めて挿入する作業でした。
S字フックは自宅にあったものです。
物干し竿は伸縮するタイプで 2m 程度のものです。室内専用のため新品を買いました。
写真の竿は実は二代目で、初代は余っていた長めの突っ張り棒を使っていました。突っ張り棒は長年使っていると結合部分が割れてきたので普通の物干し竿に新調しました。
実際に洗濯物を干している様子です。
写真では偏ってますがサッシの幅いっぱいに洗濯物を干すことができます。
エアコンの風が洗濯物に直接当たるので乾燥は早いです。ただ、エアコンの温度調整の関係で風が止まるときは室温設定を調整して常に風が出るようにします。
洗濯物を掛けすぎると物干し竿がしなるので干す量には気をつけています。
着るものだけだと4人家族1日分の洗濯物が干せます。
DIY が難しそうなら工具不要の市販の商品を買うことをおすすめします。
窓枠に直接つける室内物干しかけの製品があります。 エアコンよりも幅広く設置して物干し竿を渡すことができます。
鴨居、扉枠、窓枠にネジ・釘不要、工具も不要の引っ掛けるタイプの物干しかけです。 付け外しはワンタッチで、日曜大工が苦手な方でも簡単に取り付けることができます。 直接ハンガーを掛けることも、2個使って物干し竿を渡すこともできます。
ドアの枠や窓枠にネジで固定するタイプです。 引っ掛けタイプと同じく工具不要で、2個設置することで物干し竿を渡して使用できます。
最終更新日: 2020年06月13日(土) / カテゴリー: DIY・自作