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真梨 幸子(まり ゆきこ)/著のミステリー小説『 さっちゃんは、なぜ死んだのか? 』を読みました。
この本を選んだのは、この本がわたしの「読みたい本」リストに入っており、以前からミステリーとして評価が高い作品だと気になっていたからです。
公園でホームレスが殺害される事件が起こります。主人公は、不思議な”縁”から事件に興味を持ち、被害者の人生に潜む嘘を暴いていきます。そして、主人公は、真実に近づこうとする過程で、登場人物たちの語りから明らかになる殺人の背景や、巧妙に仕掛けられた罠のような”縁”を体験します。
わたしがこの本を読んで、いちばん心に残ったところは、犯人が明らかになるまでの過程で、被害者に関わるさまざまな登場人物の語りから殺人の背景が見えてくるところです。
読後には、自分が何気なく接触した誰かや、自分の発言、行動が、知らないところで他人に影響を及ぼし、それが巡り巡って大きな事件につながってしまうような恐怖感があると思いました。
決して他人事ではないと感じる部分も描かれていることに、まるでノンフィクションのような生々しさがありました。
「ちょっとだけなら」や「まさか自分が」といった油断に注意し、人とのつながりを大切にしながら、自分を律して身の丈に合った生活をしていきたいと考えさせられるエンタメ作品でした。
この本をきっかけに著者の真梨幸子さんのことを調べてみたのですが、イヤミスを書くことでも有名な作家さんみたいですね。他の作品も読んでみたいと思いました。特に、同じくミステリー小説の『 殺人鬼フジコの衝動 』が気になっています。
あと、noteもフォローしちゃいました。 〈公式〉真梨幸子mariyukiko|note
ブログも日常のことを書いていらっしゃって面白いのでそちらも読んでみたいと思います。 真梨幸子mariyukiko′s blog
| さっちゃんは、なぜ死んだのか? (講談社文庫 ま 62-12) (ISBN: 978-4065370261) | |
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| 満足度(最大星5つ) | |
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最終更新日: 2026年03月11日(水) / カテゴリー: 推理小説・映画