Webサイト構築のワークフローをまとめています。プロジェクトのスケジュール作成にも使えるし、これからWebサイトの制作に関わる人にとっては仕事の内容全体を知ることが出来るでしょう。

プロジェクトは12のステージで構成されます。

1. RFP

RFP(Request For Proposal:提案依頼書)を受け取るステージ。文字通り、クライアント(発注)側が、何について提案してほしいかを知る場面です。

2. 調査

クライアントが抱える問題の本質が明らかになっていて、その解決方法を探るステージ。 デザイン(表現)で解決する場合もあれば、技術で解決する場合もある。 しかし如何なる場合でも、その解決案に説得力を持たせる必要がある。 ツールを駆使して説得材料を探せ!

このステージはめっちゃ重要。

3. 提案(プレゼン)

クライアントのためだけに用意した「特別メニュー」を用意する力量をより強く求められる状況になってきたということです。 当たり前の提案やちょっと綺麗な背景画像では満足しません。どこまでクライアントとユーザーの立場にたってアイデアを搾り出せるのかが重要。

4. プロジェクト設計

提案が通ったら開始されるステージ。 この最初の時点で、プロジェクト全体を設計する必要があります。一番大切なのは「権限」です。Webプロジェクトが炎上するのは、基本的には何が決まったかが明確にならないためです。 その確定の条件を決めてしまうことが必要です。定例会への参加者から、誰のOKという言葉を信じるべきかまで、物事を決める必要のあるステージの前に、そのルールを決めます。

ガントチャート * スケジュール、権限、タスクを明確にする。

5. 情報設計

サイトにどのような情報が必要かを明らかにする。 ユーザーの目の前に盛り付ける素材を厳選するステージ。 この時点で、全ての素材を料理人は知っておく必要があります。後出しは厳禁です。経営判断などどうしても先に想定できないコンテンツがある場合もなくはないですが、その予兆は開発メンバー全員が認知しておくべきでしょう。

マインドマップ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090612/331860/mindmap/index.html?ST=webdesign

6. サイト構造設計

サイトマップを作成する。 個々のページが果たすべき事柄が明らかになるステージ。 静的ページ、動的ページの分類を決める。またログ解析のためのディレクトリ構造を作る。

ダイアグラム ツールやエクセルなど。 http://www.rocketface.com/organize_website/website_structure.html

7. ページ構造設計

ワイヤーフレーム(コンテンツ仕様書) 各ページにどういった情報を掲載するか、明らかにするステージ。

ワイヤーフレームはレイアウト的な情報を多分に含みます。 コンテンツ仕様書は配置すべき「情報の要素」を中心にしたものであります。

ワイヤーフレームはデザインの承認タイミングが別途あるのであれば、 このステージでは詳細な約束は避ける方が無難。

ワイヤーフレームとコンテンツ仕様書、2つの成果物が理想。

ワイヤーフレーム http://www.designwalker.com/2009/04/wireframe-2.html

コンテンツ仕様書はWordやテキストファイル、パワーポイントなどで作れば良い。

8. デザイン詳細

ビジュアルを設計するステージ。 整理された情報を視覚的に表現する。

9. 開発・実装

HTMLコーディングやシステムの開発。 ユーザビリティ・テストやバグ管理も含む。

10. 検証

作ったものが正しく動くかを確認するステージ。 ブラウザ毎の表示の差異、更に印刷の見栄え、JavaScriptのOn/Offでの対処、プラグインの有無、などなど検証すべき事柄は山ほどあります。 検証する人の細やかさにも大きく依存する部分もある。

テスト仕様書・報告書

11. 納品・完了

構築したウェブサイトを納品し、またパブリックなウェブサイトなら公開するステージである。

12. フォローアップ

納品した成果物に対してのサポート。

参考文献

おすすめ本

ウェブ業界で有名な キノトロープ の社長が現場で培われたノウハウをとりまとめた一冊。ディレクターにも制作者にも役立つ知識がつまっています。


最終更新日: 2013年02月02日(土) / カテゴリー: ウェブサイトの構築と運用


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