本格推理小説『水車館の殺人』(著:綾辻行人)の感想【ネタバレなし】

閉ざされた《水車館》で起こった殺人事件。1年前と似た状況で同じ悲劇が繰り返された。覆面をした館の主。あまりにも若い妻。うさんくさい客人。トリックが見事な新本格推理小説。

2023年04月29日(土)

本格推理小説『グリーン家殺人事件』(著:ヴァン・ダイン)の感想【ネタバレなし】

グリーン屋敷で起こる連続殺人事件。一家を皆殺しにしようとする者はいったい誰なのか?古典本格ミステリ小説。

2023年02月26日(日)

謎解きミステリードラマ『この動画は再生できません』の感想【ネタバレなし】

ホラーDVD「ガチ怖」シリーズの編集マンが、視聴者から寄せられた映像に隠された真実を見つけ出す、謎解きホラーミステリドラマです。本格ミステリー好き必見です!

2023年01月14日(土)

読者が選んだおすすめ推理小説ランキング

みんなが本当におすすめする推理小説はどの作品なのか、集計した結果を発表します。果たして全員がおすすめする作品はあるのでしょうか?

2023年01月07日(土)

警察小説『クリスマスのフロスト』(著:R.D.ウィングフィールド)の感想【ネタバレなし】

不格好で周りからあまり好かれないけれど、次々と難事件を解決してしまうフロスト警部が活躍する警察小説。

2023年01月07日(土)

推理小説『インシテミル』(著:米澤穂信)の感想【ネタバレなし】

12人の男女が高額のバイト代を目指して勝ち抜き殺人ゲームを行うミステリー。殺れば高いバイト代が手に入るが、殺られればバイト代が半減してしまう。殺人犯と指摘されてもバイト代が減る。7日間外界から隔離された施設で彼ら彼女らはどんな行動を取るのか?

2022年12月17日(土)

本格ミステリドラマ『霊媒探偵 城塚翡翠』の感想【ネタバレなし】

霊能力を持つ女性が推理小説家とタッグを組んで殺人事件を解決する全5話からなるミステリドラマです。すべてが伏線で、最初から最後まで全話見ることで壮大なミステリーの真相がわかります。

2022年12月03日(土)

推理小説『孤島パズル』(著:有栖川有栖)の感想【ネタバレなし】

ライフルで撃たれて折り重なった2つの死体。ダイイングメッセージと思わしき床に散らばったパズル。閉ざされた島で殺人事件に遭遇した大学生が、謎解きに挑戦する本格ミステリです。推理小説家・有栖川有栖さんの学生アリスシリーズ第2作。

2022年11月23日(水)

本格推理小説『十角館の殺人』(著:綾辻行人)の感想【ネタバレなし】

孤島にある『十角館』で起こる連続殺人。やがて、館に滞在するメンバー全員が死亡する。殺人犯は一体誰なのか?。新本格ミステリというジャンルを作り出した歴史に残る珠玉の本格推理小説です。

2022年11月12日(土)

ミステリー小説『ドロレス・クレイボーン』(著:スティーブン・キング)の感想【ネタバレなし】

取り調べを受ける女は家族を守るために強く生きてきた。悪いことは何もしていないはず。ふたつの死を回想する一人称ミステリー。

2022年10月30日(日)

推理小説『扉は閉ざされたまま』(著:石持 浅海)の感想【ネタバレなし】

犯人は死体を部屋に閉じ込めた。なぜ扉を開けてはならないのか?頭脳戦がおもしろい、『2006年 このミステリーがすごい!』2位にランクインした本格倒叙ミステリーです。

2022年10月29日(土)

ミステリー小説『ジョーカー・ゲーム』(著:柳 広司)の感想【ネタバレなし】

日本陸軍内に極秘に設立されたスパイ養成学校"D機関"の精鋭が活躍するスパイ・ミステリー。スパイたちの駆け引き・頭脳戦に魅了されること間違いなしの1冊!

2022年10月23日(日)

推理小説『隻眼の少女』(著:麻耶 雄嵩)の感想【ネタバレなし】

時を経て、同じ場所で同じ人物を巻き込んで事件が起こる本格ミステリー小説です。スガルの不思議な力を受け継いでいる琴折家の三つ児が連続で殺される事件を、左目の無い探偵みかげが助手役の大学生とともに事件を解決します。

2022年10月15日(土)

映画『沈黙のパレード』(原作:東野 圭吾)の感想【ネタバレなし】

少女を殺した男は完全黙秘によって罪をまぬがれた。男は私的制裁により殺されてしまうも、事件の関係者全員にアリバイがあった。さらに関係者全員が沈黙を選び、警察の捜査は難航する。天才物理学者の湯川は沈黙の謎を解けるのか?

2022年09月22日(木)

推理小説『罪の声』(著:塩田 武士)の感想【ネタバレなし】

未解決事件の真犯人に迫るヒューマンミステリー小説です。脅迫テープに録音された声は、幼い頃の自分の声だった。日本を震撼させた未解決事件になぜ自分が関わっているのか?意外な事件の関係者と、事件に巻き込まれた子どもたちの悲劇の物語。

2022年09月17日(土)

法定サスペンス映画『コリーニ事件』の感想【ネタバレなし】

殺人事件の被告人が動機について黙秘しているなか国選弁護人は凶器をきっかけに事件を調べることになります。被害者と被告人をつなぐ過去が明らかになったとき、ドイツ国家の不都合な真実が法廷で突き付けられます。

2022年09月03日(土)

推理小説『天使のナイフ』(著:薬丸 岳)の感想【ネタバレなし】

妻の死から4年後。妻を殺めた少年が殺される事件が起きる。殺したのは自分じゃない。そもそも妻が殺された理由は何なのか。そして誰が少年を殺したのか。少年犯罪を扱った社会派ミステリー。

2022年08月06日(土)

推理小説『噂』(著:荻原浩)の感想【ネタバレなし】

足首が切り取られて発見された女子高校生の死体は、女子高生のあいだで広がる「レインマン」の仕業だった。しかし、レインマンはあるマーケティング会社が仕掛けた存在だったことが判明する。果たして事件はマーケティング会社の策略なのか、それともマーケティング会社の手法を逆手に取ったレインマンのトリックなのか。

2022年06月27日(月)

推理小説『仮面山荘殺人事件』(著:東野圭吾)の感想【ネタバレなし】

男女8人が集まる山荘が強盗に占拠されてしまう。脱出を試みるが失敗に終わり、混乱のなか殺人事件が起きてしまう。また過去に起きた婚約者の死は他殺だったのか?謎だらけの新本格ミステリーです。

2022年06月25日(土)

本格ミステリー映画『9人の翻訳家』の感想【ネタバレなし】

ベストセラー三部作の最終巻の翻訳を依頼された9人の翻訳者は、地下壕に閉じ込められて仕事をしていた。しかし、極秘原稿の最初の10ページがネット上に公開され、夢のような仕事は悪夢と化す。

2022年06月18日(土)

推理小説『大誘拐』(著:天藤真)の感想【ネタバレなし】

誘拐団にさらわれたのは大富豪の82歳のおばあさん。誘拐犯は人質のおばあさんから助言を受けて誘拐犯罪を成功させます。最後まで結末が読めない軽快な誘拐ミステリーです。

2022年06月04日(土)

本格ミステリードラマ 『アリバイ崩し承ります』の感想【ネタバレなし】

「時を戻すことができました。アリバイは、崩れました」と時計店の若き女性店主が難事件を解決する、全7話のミステリードラマです。『2019本格ミステリ・ベスト10』第1位の推理小説をドラマ化。

2022年01月22日(土)

本格ミステリー映画『ナイブズ・アウト』の感想【ネタバレなし】

ミステリー作家の死は自殺なのか他殺なのか?一体誰が真実を語っているのか?名探偵が謎を解き明かす本格ミステリー映画。スピーディーな展開に目を離せない極上エンタメです。

2021年12月30日(木)

推理小説『生ける屍の死』(著:山口雅也)の感想【ネタバレなし】

死人が蘇るという怪奇現象のもとで起こる殺人事件。生き返るのに殺す意味はあるのか? 密室・死体消失など数々の伏線と"生きているのに死んでいる"矛盾を融合した特殊設定ミステリです。

2021年12月26日(日)

ミステリー小説『元彼の遺言状』(著:新川帆立)の感想【ネタバレなし】

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言に、どんな意図が隠されているのか?元カノの女性弁護士が活躍する、『このミス』大賞を受賞した遺産相続ミステリー小説です。

2021年11月21日(日)

推理・ミステリー映画を観るならU-NEXTがおすすめ

小説は推理小説しか読まない私。映画もミステリー映画しか基本的に観ません。U-NEXT は私の観たかった作品がたくさんありました。U-NEXT は「ないエンタメがない」と謳うほどたくさんの作品があります。推理ものやミステリー・サスペンス映画好きな人におすすめします。

2021年08月31日(火)

映画『白ゆき姫殺人事件』の感想【ネタバレなし】

映画『白ゆき姫殺人事件』はSNSを絡めた社会派サスペンスと殺人事件のミステリー、ふたつのトピックがある作品です。原作はイヤミスで有名な湊かなえさんの小説です。

2021年07月28日(水)

推理小説『8の殺人』(著:我孫子武丸)の感想【ネタバレなし】

通称”8の字屋敷”と呼ばれる奇妙な形の屋敷で起こる2つの殺人事件を、速水兄妹が推理マニアの知識を活かして真相を解明する本格推理小説です。

2021年05月04日(火)

ミステリー小説『リバース』(著:湊かなえ)の感想【ネタバレなし】

人殺しだと告発された主人公は大学時代の友人の死について告白する。友人の死は事件だったのか?事故だったのか?意外な結末が待っている、湊かなえさん極上のイヤミス作品です。

2021年04月06日(火)

推理小説『七回死んだ男』(著:西澤 保彦)の感想【ネタバレなし】

同じ日が繰り返される「反復落し穴」で起きる殺人事件を主人公は回避・解決できるのか?異次元空間で起こる本格パズラー作品です。

2021年02月23日(火)

推理小説『犯罪者』(著:太田 愛)の感想【ネタバレなし】

『あと10日生き延びれば助かる』。生き延びることにどんな意味があるのか?生き延びたあとにどんなことが待ち構えているのか?。謎が謎を生む社会派ミステリです。

2021年02月11日(木)

推理小説『天上の葦』(著:太田 愛)の感想【ネタバレなし】

『天上の葦』は老人のダイイング・メッセージと警察官の失踪事件の謎を解く社会派ミステリ小説です。報道倫理を疑う一級の娯楽作品です。

2020年12月16日(水)

推理小説『マレー鉄道の謎』(著:有栖川 有栖)の感想【ネタバレなし】

窓やドアが内側からテープで目張りされたトレーラーハウスで死体が発見される。マレー半島での連続殺人に火村英生とアリスが挑む密室をテーマとした本格ミステリです。

2020年11月08日(日)

推理漫画『月館の殺人』(原作:綾辻 行人)の感想【ネタバレなし】

『月館の殺人』は女子高生と鉄道オタクが列車で起こる密室殺人をきっかけに連続殺人事件の謎を解く鉄道ミステリです。ミステリファンも鉄道ファンも楽しめる作品です。

2020年09月30日(水)

推理小説 『ハサミ男』(著:殊能 将之)の感想【ネタバレなし】

連続猟奇殺人事件の犯人であるハサミ男が死体を発見する。それはハサミ男自身が次の犠牲者と定めていた女性であった。しかも自分の手口を真似て殺されている。ハサミ男は偽のハサミ男を追いかけ、刑事は連続殺人犯のハサミ男を追いかける多重のストーリーが交錯する推理小説。

2020年09月22日(火)

漫画『月光ゲーム』(著:有栖川 有栖)の感想【ネタバレなし】

キャンプ場で起こる失踪事件と連続殺人事件を主人公の江神とアリスが解決する、同名小説が漫画化されたクローズド・サークルもののミステリ作品。原作者は有栖川有栖。

2020年09月19日(土)

漫画『Q.E.D. 証明終了』の感想【ネタバレなし】

『Q.E.D,証明終了』は天才高校生が主人公の史上稀に見る本格ミステリ漫画でミステリーファン必読の作品です。コミックは全50巻あり100話楽しめます。

2020年07月09日(木)

アニメ『すべてがFになる』(原作:森 博嗣)の感想【ネタバレなし】

アニメ『すべてがFになる』は密室トリックものの理系ミステリです。原作の推理小説とやや異なる部分もありますが原作未読でも十分楽しめる作品だと思います。

2020年06月29日(月)

ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』の感想【ネタバレなし】

「この犯罪は美しくない」。犯罪学者火村英生が数々の難事件を解決する全10話から成るミステリドラマです。密室トリックあり、倒叙ミステリあり、推理モノ好き必見のドラマです。

2020年06月11日(木)

映画『64-ロクヨン-前編/後編』の感想【ネタバレなし】

映画『64-ロクヨン-』は昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件の真実が14年後に明らかになる物語です。子供を思う親の執念と警察組織の体質に迫った警察が主役のミステリです。

2020年06月02日(火)

推理小説『46番目の密室』(著:有栖川 有栖)の感想【ネタバレなし】

別荘で二人の男が殺害され現場はいずれも密室であった。招待客たちのなかに犯人はいる。果たして密室はどのように作られたのか。犯行動機は何なのか。タイトルに明示されたように密室をテーマとした本格ミステリです。

2020年05月28日(木)

映画『真夏の方程式』(原作:東野 圭吾)の感想【ネタバレなし】

映画『真夏の方程式』は、人が選択することによって守られるもの・失われるものを考えさせられるヒューマンミステリです。登場人物の葛藤がひしひしと迫る作品です。

2020年05月27日(水)

海外の読者が選ぶミステリー小説 おすすめ10選

英語圏の読者がおすすめするミステリー小説をランキング形式で紹介します。探偵小説に限らず犯罪事件の解決や、不可解な出来事の謎を解く作品のリストです。

2020年05月24日(日)

映画『容疑者Xの献身』(原作:東野 圭吾)の感想【ネタバレなし】

映画『容疑者Xの献身』はミステリには珍しい壮絶な人間ドラマに涙する作品です。同名の推理小説が映像化されたもので不朽の倒叙ミステリとも言える作品です。

2020年05月20日(水)

湊かなえ原作 映画『少女』の感想【ネタバレなし】

映画『少女』はふたりの女子高生がそれぞれに体験する夏休みのできごとが最後に結ばれるヒューマン ミステリです。ミステリ要素よりもダークな人間ドラマに重点が置かれた作品だと思います。

2020年05月17日(日)

映画『シャッター アイランド』の感想【ネタバレなし】

まさに傑作。映画『シャッター アイランド』は連邦保安官が失踪した女性を捜索する物語で、最後に驚きの展開が待っている2度観たい映画です。

2020年05月17日(日)

映画『点と線』(原作:松本 清張)の感想【ネタバレなし】

映像作品としては駄作。推理は本格の松本清張原作『点と線』。心中と思われた事件は容疑者のアリバイ トリックが崩れることで他殺事件に変わります。

2020年05月16日(土)

映画『ユージュアル・サスペクツ』の感想【ネタバレなし】

どんでん返しものの作品として知られる『ユージュアル・サスペクツ』は、容疑者の語りによって謎が明らかになる、今まで観たことのないストーリーの本格ミステリです。

2020年05月10日(日)

推理小説『幻夏』(著:太田 愛)の感想【ネタバレなし】

冤罪を扱ったミステリ小説『幻夏』は失踪事件の謎を解く物語です。司法の矛盾等に対する言及を忘れるほど推理小説としての完成度が高く、エンタメとして最高に値する一冊です。

2020年05月09日(土)

映画『ドラゴン・タトゥーの女』の感想【ネタバレなし】

スウェーデンのベストセラー小説が映画化された『ドラゴン・タトゥーの女』はジャーナリストと女性ハッカーが少女の失踪事件を解明する、ミステリーサスペンス映画です。

2020年05月06日(水)

アガサ・クリスティー原作 映画 『情婦』の感想【ネタバレなし】

法廷劇の代表作と名高い『情婦(原題:Witness for the Prosecution)』は、ベテラン弁護士が殺人事件の裁判でクライアントを弁護します。物語の最後で驚きの連続が待っています。

2020年05月04日(月)

アニメ『魍魎の匣』(原作:京極 夏彦)の感想【ネタバレなし】

推理作家・京極夏彦の小説がアニメ化された『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』は、本格推理ものとしては及第点かもしれないが魍魎、憑き物、陰陽師に関する造詣がおもしろい独特の世界観のあるミステリーアニメです。

2020年04月26日(日)

謎解き・本格推理が楽しめるマンガ、アニメのまとめ

謎解きを楽しめる探偵もののアニメやコミックをまとめました。推理小説に比べると数は少ないですができる限り紹介します。有名どころの金田一少年やコナンもあります。

2020年04月12日(日)