重要
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本記事では ASUS のノートパソコン である Zenbook と Vivobook の違いを紹介します。
どちらを購入するか迷っている人のために情報提供することが目的であり、単純なカタログスペックの比較は ASUS の公式サイト やパソコン専門誌( ASCII 、 PC Watch ) などのレビュー記事を参照ください。
また Zenbook も Vivobook もそれぞれサブシリーズがあり、製品の特長が分かれますがこの記事ではサブシリーズについては紹介しません。 Zenbook と Vivobook の2つのおおまかな違いを紹介します。
2024年8月時点の情報です。
対象ユーザー
対象ユーザーに対して機種の選択肢の多さを 〇 △ × 記号で比較しています。
対象ユーザー | 説明 | Zenbook | Vivobook |
---|---|---|---|
個人 | 予算重視、ニーズに合わせて幅広い製品ラインナップ | △ | 〇 |
法人 | 充実したセキュリティ機能、Windows 11 Pro 標準搭載、複数のタスクを同時に処理できる高い性能、遠隔やオンサイトサポート | × | × |
ゲーマー・クリエーター | 高速なCPU、大容量メモリとストレージ、高いグラフィック処理能力、応答速度の速い鮮明なディスプレイ | 〇 | △ |
どちらも個人向けですが、パソコンに高い性能や機能を求める場合には Zenbook が適しています。
価格帯
価格帯ごとの機種の選択肢の多さを 〇 △ × 記号で比較しています。
価格帯 | 説明 | Zenbook | Vivobook |
---|---|---|---|
低価格 10万円未満 | 動画視聴だけや学校の課題をこなすだけなど単一作業が中心で少しくらい性能が低くても良い廉価なモデル | × | 〇 |
中価格 | ビジネスパーソンやクリエイターがマルチタスクをこなせるスペックで価格とのバランスが取れたモデル | 〇 | 〇 |
高価格 20万円以上 | 高性能を求めるゲーマーやプロフェッショナルの現場に必要なスペックを搭載するハイエンドモデル | 〇 | 〇 |
高性能や高機能を重視している Zenbook の価格が高い傾向です。 Vivobook は予算に応じて選びやすいものの、基本的に安価な製品はパソコンの性能も低い部類になることに注意しましょう。
性能
性能について、説明に記載したスペック以上の機種の選択肢の多さを 〇 △ × 記号で比較しています。
性能 | 説明 | Zenbook | Vivobook |
---|---|---|---|
CPU | Intel Core i5、Core Ultra 5 / AMD Ryzen 5 以上を搭載したモデルが主流 | 〇 | 〇 |
メモリ | 16 GB 以上を搭載したモデル | 〇 | 〇 |
ストレージ | 512 GB 以上を搭載したモデル | 〇 | 〇 |
バッテリー駆動時間 | 約10時間以上 | 〇 | △ |
OS (Windows 11) | 主流のエディション | Home | Home |
Zenbook も Vivobook も性能面で選択肢の多さは十分にあります。 説明に記載した要件は文書作成や動画視聴は難なくこなせる比較的高性能ですので、その分価格は上昇することになります。
ディスプレイ
ディスプレイについて機種の選択肢の多さを 〇 △ × 記号で比較しています。
ディスプレイ | 説明 | Zenbook | Vivobook |
---|---|---|---|
画面サイズ | 優劣は無し。主流の画面サイズを記載 | 14型 | 15型 |
解像度 | WUXGA(1920x1200 16:10)以上のモデル | 〇 | 〇 |
タッチパネル | 対応の有無 | 7機種 | 1機種 |
2 in 1 | 対応の有無 | 4機種 | 1機種 |
ディスプレイサイズでは14型が多い Zenbook が携帯性に優れ、省スペースな製品となります。 Vivobook は15型が主流なので据え置きで使用することを想定されています。 タッチパネル、2 in 1 を見つけるにはほぼ Zenbook から選ぶことになります。
セキュリティ
機能 | 説明 | Zenbook | Vivobook |
---|---|---|---|
顔認証・指紋認証 (Windows Hello) | 対応の有無 | 〇 | △ |
TPM | Windows 11 では必須なので標準装備 | 〇 | 〇 |
Kensingtonロック | × | × |
どちらも十分なセキュリティ機能を備えていますので、どちらが優れているとは言えません。 Windows Hello は生体認証によってログインの安全制を高める機能です。
デザイン
ここでいうデザインは”設計”のことを指しています。美的造形のことではありません。
デザイン | 説明 | Zenbook | Vivobook |
---|---|---|---|
携帯性 | 持ち運びに適している13~14型モデルが主流 | 〇 | △ |
耐久性 | MIL規格(※)準拠モデルが主流 | 〇 | 〇 |
拡張性 | 最低限 USB Type-C・Type-A / HDMIを搭載 | 〇 | 〇 |
Zenbook は携帯性を重視した14型の製品が多いです。 通学、通勤、出張など持ち運びが多い場合 Zenbook がおすすめです。
(※)MIL規格とは米国国防総省が制定した品質基準のことです。品質のテスト条件には、衝撃、振動、高温、低温、湿度が含まれます。 MIL規格 (MIL-STD 810) に関する ASUS 公式サイトの情報 もご覧ください。
まとめ
Zenbook と Vivobook で迷った場合、結局どう選ぶのか、筆者の観点でまとめます。
Zenbook は高性能・高機能であることに加えて以下の点をふまえます。
- 持ち運びを重視
- パソコンのことはよくわからないので、ある程度汎用的に使える物を探している
- 予算を気にするあまり買ってから性能の低さで後悔したくない
- 映像や音楽制作をするがプロ仕様の高級品までは求めていない
- 最新の高性能機種が欲しい
Vivobook は選択肢が多い代わりに、自分が必要とするノートパソコンの性能を見極められる人向けと考えます。
- これまで使っていたノートパソコンの性能を基準に買い替える
- 2台目のパソコンの購入を検討している
- 学校から要求されたスペックを満たすノートパソコンを予算を抑えて購入したい
以上、参考になりましたら幸いです。
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